マトリョーシカ絵付け。

ゴールデンウィーク、相変わらず旅行へは行かず、東京で飲んだり食べたりしゃべったりしていました。
そんななか、最終日は今年の抱負のひとつであったマトリョーシカの絵付けを実現できることに。総勢6人、昼下がりに代々木公園に集合しました。


マトリョーシカとは、言わずと知れたロシアの民芸品です。筒状の女の子の胴体を真ん中でパカッとあけると、中にまた女の子が。そしてその子をあけるとまた女の子が。という、あれです。
叔父が転勤でロシアに駐在している頃に、ロシアの歴代大統領のマトリョーシカをお土産にもらい、以来あの入れ子ぶりに心を奪われてしまいました。エリツィンをあけるとゴルバチョフゴルバチョフをあけるとチェルネンコチェルネンコをあけるとアンドロポフ、ブレジネフ、フルシチョフ…彼らを含めて、自宅には10数体のマトリョーシカがいます。


さて、絵付け。これがなかなか時間のかかる作業でした。
1.白木のマトリョーシカ世界堂で購入できます。大で1,500円、中で900円です)にやすりをかける
2.下地を塗る
3.乾かす
4.下絵を描く
5.アクリル絵の具で彩色する
6.ニスでコーティング
7.完成
という運びです。
1.の作業に5分くらいで飽き、勝手に割愛→おやつを食べる→2.3.をこなした後、4.にやたらと熱をいれるも、5.で4.がほぼ消えてなくなることに愕然→気休めにおやつを食べる→5.で思い通りの色を出すことに執心→執心→塗ってみて、納得がいかず塗りなおす→塗りなおす→厚塗り→日が暮れる→マト5人のうち1人も完成させられず…という、ダメ人間全開の展開となりました。


しかしこういう作業、友達とやるのは高校生のとき以来な気がしますが、性格が出ますね。即興で塗り矢継ぎ早に妙なものを完成させる人、即興で塗ったものの後悔し、3人目くらいからまともなものを仕上げはじめる人、ひたすら作業に没頭し着実に作業を進めていく人、下絵だけで終わる人…面白かったです。


しかしこのマトリョーシカ絵付け、かなり楽しいです!完成させずにはいられない!
ということで近々第2回を開催予定。ご興味のある方は、ぜひどうぞ。

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