2005-01-01から1年間の記事一覧

『新・堂本兄弟』の総集編で、篠原ともえ×Kinki Kidsが『The Night Before Your Birthday』という曲を歌っていた。すてきな曲だと思いましたらば企画モノなんですね。CD化はしておらず。残念。 いつのまにかこんな年の瀬に立たされている。今までのどんな…

アメリカ小説界の静かな巨人

ひさしぶりに出会ってしまいました。 リディア・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』(白水社刊)、これすばらしく好みの本です。ほとんど記憶のない女作者: リディアデイヴィス,Lydia Davis,岸本佐知子出版社/メーカー: 白水社発売日: 2005/10メディア: 単…

キム=ギドク監督『サマリア』を観る。

サマリア [DVD]出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ発売日: 2005/09/23メディア: DVD クリック: 61回この商品を含むブログ (133件) を見るテーマは少女売春、という前情報があったので、どんな歪んだセックス・シーンが出てくるのかと思ったけれども…

ヴィンセント・ギャロが精子を売りに出した。ちょうど子を欲していたところに朗報だ。 しかし1億円…。これが10万円くらいであったら、是非とも分けてもらいたい。 溢れるくらいたんまりありそうなんだから、ケチケチしないで分けて頂戴。 ギャロ×わたし、…

営業の半数以上が海外出張中。 仕事量は変わらねど、閑散としたオフィスにやる気が削げまくる。 ネットサーフィンする。友達とメールする。昼食はご近所になった前の会社のお友達と。チャットのようにメールする。この緩慢とした午後、前職を思い出す。 ひさ…

呉さんの厨房へ行く。

何度も行っている呉さんの厨房なのに迷う、友達に電話で助けを求める。呆れられる。 あいかわらずワンタンが美味。 混んでいるから2時間で、と言われたのに、猥談でもりあがり最後の客となる。 呉さんの厨房 03-3359-8789

犬童一心監督『タッチ』を観る。

タッチ スタンダード・エディション [DVD]出版社/メーカー: 東宝発売日: 2006/03/24メディア: DVD クリック: 52回この商品を含むブログ (87件) を見る観てしまう。 原作を愛読してきた身としては気になるところが多々あった。さすがに全26巻を2時間でまと…

歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』を読了。

ずっと読んでみたかった、2004年度このミス第1位だった作品。葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)作者: 歌野晶午出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/05メディア: 文庫購入: 40人 クリック: 204回この商品を含むブログ (360件) を見るなぜこ…

いくえみ綾『バラ色の明日』を読む。

バラ色の明日 1 (集英社文庫)作者: いくえみ綾出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/07/15メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (14件) を見るいくえみ綾、ストーリーテリングがどんどん巧くなる。引き込まれる。 そこらへんのくだら…

大谷健太郎監督『NANA』を観る。

NANA -ナナ- スタンダード・エディション [DVD]出版社/メーカー: 東宝発売日: 2006/03/03メディア: DVD購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ (241件) を見る観てしまう。 大谷監督、『アベックモンマリ』も『とらばいゆ』も小品ながら味わい深いい…

高校のクラスメイト同士が結婚した。 実はこの10年ほどまともに会っていなかったのだけれども、図々しくも二次会におじゃまする。10月の同窓会を前にして、ちょっとしたプチ同窓会状態であった。 見覚えはあるが詳細を思い出せない人がわんさかいて、目…

最近気になる邦楽: ・『NANA』の挿入歌でレイナ役の人が歌ってる曲♪たと〜えば〜 ・KREVAの新しい曲。♪こ〜かいしないよ〜 ・ヒッキーの新曲♪ビーマーラァ〜ア〜ア〜ア AメロやBメロや歌詞の内容はどんなんでも、サビをいかに人の耳にこびりつか…

中目黒AWキッチンでディナー。

ずっと行ってみたかったイタリアン。パスタは独特の手打ちで変わった形、プリプリしている。フルーツトマトのアラビアータが文字通りフルーティーで美味。お値段もなかなかのもので、気の弱いわたしは「これってひとりぶんを分けてるの?それともひとりひと…

犬童一心監督『メゾン・ド・ヒミコ』を観る。

メゾン・ド・ヒミコ 通常版 [DVD]出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/03/03メディア: DVD購入: 2人 クリック: 87回この商品を含むブログ (255件) を見る犬童一心は皆が絶賛していた『ジョゼと虎と魚たち』、あれが今ひとつハマレなかった。 原作の空気が…

ティム・バートン監督『チャーリーとチョコレート工場』を観る。

チャーリーとチョコレート工場 [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2007/10/12メディア: DVD購入: 1人 クリック: 61回この商品を含むブログ (104件) を見るロアルド=ダールの童話が原作、もともとは短編小説の名手として知られる作家で…

うちの会社のすぐそばの会社に、前職において仲良しになった友達が転職してきた。とても嬉しい偶然である。 リベルテでひさしぶりに夕飯を共にする。前職でのチャットのようなメール合戦や脳天気なアフター5が懐かしく。今思うと、あれはあれで相当楽しい日…

会社の関係で、遊行舎の公演を観にゆく。

はるばる藤沢まで。 この劇団は寺山修司のお芝居や遊行かぶきという藤沢発祥の民衆かぶきに取り組んでいる劇団である。 今回は遊行寺というお寺のお堂で上演。予想外に大きいお寺だな〜きっと花の季節は美しかろうな〜と思っていたら、わたしが不勉強であっ…

ニャーベトナムで夕飯。 ひさしぶりのアフター5、ひさしぶりのお店。たくさん笑う。笑いすぎるほど笑う。 青春が終わってしまった。希望がどこにもない。欲望のすべてがうわすべりだ。ひたすら毎日を転がりつづけて、わたしは何をしていただろうと、ふと我…

24の4thシーズンを観はじめる。

24 -TWENTY FOUR- シーズン4 ハンディBOX [DVD]出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2006/11/24メディア: DVD購入: 3人 クリック: 6回この商品を含むブログ (38件) を見るアメリカでは4thが一番デキがよいとい…

山田悠介『リアル鬼ごっこ』、野中柊『あなたのそばに』、重松清『疾走』。

前者ふたつ、琴線に響かず。読んだことも忘れそう。疾走 上 (角川文庫)作者: 重松清出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/05/25メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 37回この商品を含むブログ (258件) を見る『疾走』はSABUで映画化されるらしいのだけ…

先日泡盛をドバドバ飲んで以来、胃痛が続く。急性胃腸炎でガクッといったときによく似た症状である。 小学校の頃からおせわになっている近所のおじいちゃん医者へゆく。胃腸自体に特に異状はなく、自律神経の影響だろうと言われる。とても困る答えである。 …

近頃また、歌モノの洋楽ポップスやロックを聴く。Songs About Janeアーティスト: Maroon 5出版社/メーカー: Bmg Int'l発売日: 2006/04/11メディア: CD クリック: 2回この商品を含むブログ (23件) を見るMAROON5の『SONGS ABOUT JANE』は気持ちのよいアルバム…

新宿のリラクシングサウナWILLへ。

ラクーアが韓国仕様になって安価になったような施設です。 建物が吹き抜けのガラス張り、太陽光がふりそそぐ設計になっていて快適。薬草サウナ・ハンジュンマクなどが充実しているのに空いているし、都会の穴場的なオアシスです。 が、問題はエステ。 80分…

リリー・フランキー『東京タワー』を完読。

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~作者: リリー・フランキー出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2005/06/28メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 445回この商品を含むブログ (1428件) を見る電車の中で何度も目頭が熱くなる。親と子、というよりは、母…

内田けんじ監督『運命じゃない人』を観てきました。

運命じゃない人 [DVD]出版社/メーカー: エイベックス・ピクチャーズ発売日: 2006/01/27メディア: DVD購入: 1人 クリック: 181回この商品を含むブログ (251件) を見る日曜ということがあってか、カンヌのドイツ批評家賞とやらをとっていることもあってか、満…

友人のお誕生会を主催、白金のサバドサバデデへ。

ひさしぶり。あいかわらず店員さんがあったかく、過ごしやすいお店です。タパスもバエリヤもふんだんににんにくが効いていて、油具合も絶妙、美味。フラメンコたまごという、野菜をトマトソースで煮込んだお料理のコクのすばらしいこと。 そして何よりも今回…

本を見る:本の装丁について

仕事で出会った清流出版の『宮崎駿のアニメ世界が動いた』という本の装丁が、派手ではないけれどとてもステキです。宮崎駿のアニメ世界が動いた―カリオストロの城からハウルの城へ作者: 上島春彦出版社/メーカー: 清流出版発売日: 2004/12メディア: 単行本購…

大学時代の知人たちの活躍を、たて続けに垣間見る。 あの人学生の頃の友達なんだよ、と誰かに話してきかせる未来を想像したことを、鮮やかに思い出した。今が、正にその未来なのだ。 つい昨日のことのようなのに、もうお互いのことを思い出しもしない、こん…

表現・さわやか『おんなのこのキモチ』を観にゆく。

アドリブいっぱい、コントのようなお芝居でした。 なんでこんなに皆さん個性的なお顔立ちなのでしょうかと見るたびに思う。いや、顔立ちが個性的というより様子のおかしいふるまいがおかしく見せているのか。みんな軸がおかしいよ軸が。 しかし面白かったで…

ここ2ヶ月のわたしは働く屍のようです。 虚ろな身体を、誰かが代わりに二人羽織で動かしてくれているような。倒れそうになりながら、でも仕事という日常だけが倒れそうな身体を支えている。今ばかりは仕事に感謝します。 転職していてよかった、果たすべき…