悲しい気分のときは、呼び出して。
下北沢、開発が進んできました。わたしが遊んでいた頃、住んでいた頃とは街並みもだいぶ変わりました。
でも、今でも気持ちが落ち込んだり殺伐としたりしたときには、小田急線を途中下車してふらふらと散歩します。なじみのお店でお茶をしたり、本屋で立ち読みをしたり、古着屋を巡ったりしていると、なんとなく自分をとり戻していける気分になるのです。
思い出も多いし、わたしにとっては他のどこにもない、大切な街です。あの空気感が変わらないといいなと思います。
あの街の雰囲気に魅了される作家も多いようで、下北沢をモチーフにした小説も多く刊行されています。
- 作者: 藤谷治
- 出版社/メーカー: ジャイブ
- 発売日: 2008/09/10
- メディア: 文庫
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- 作者: 石田衣良
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2008/08
- メディア: 文庫
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青木一人の下北ジャングル・ブック (ヴィレッジブックスedge)
- 作者: 千木良悠子
- 出版社/メーカー: ソニーマガジンズ
- 発売日: 2006/03
- メディア: 文庫
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『下北沢 さまよう僕たちの街』の作家さんは下北沢で書店を経営している方で、リトル・モアから上製本が発刊された際にもヴィレバンでは大量に面陳されていました。文庫版も面陳まっさかり。
そして過去その面陳で知って読んだなかで、わたしの内でのナンバーワン下北沢小説が、清水博子『街の座標』。
- 作者: 清水博子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1997/12
- メディア: 単行本
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