老辺餃子館へ行きました。

ギョーザ事件には戦慄させられたものの（前の会社の社食の揚げギョーザが明らかに同種の冷凍ギョーザだったため）、新聞やテレビの連日に及ぶ報道に、すっかり洗脳されてしまいました。餃子が食べたい…ギョウザガタベタイ…同じ思いにとりつかれた人は多いらしく、餃子タウン・水戸は連日大盛況だとか。

そこで、行ってまいりました。新宿の老辺餃子館。
17時という早い時間に訪れたのになかなかの盛況ぶり。ビールと餃子でワッハハ、既にできあがっている団体も多く、改めてメディアのギョーザ効果に感心。
こちらには前にもきたことがありビールのジョッキの大きさは憶えていましたが、注文者が男か女かでジョッキの形状が違うということは知りませんでした。男仕様のジョッキ、でか。重。花瓶？普通のお店のジョッキ2.5杯分はあるのでは。
餃子館というだけあって蒸し、揚げ、様々な餃子が揃っていますが、餃子といえば焼きです。パリパリで美味。
しかし、こちらの餃子は醤油やラー油などの調味料を使用せず、そのものの味を楽しむというスタイルだったことを忘れていました。めちゃスタンダードに醤油で食べたかったな〜。しかし、とりあえずのギョーザ欲は満たされたのでした。ごちそうさまでした。

５年ほど前、友人と暮らしていた際に、黒田硫黄のマンガにあったレシピに触発されて、皆でせっせと餃子をこしらえたことを懐かしく思い出しました。楽しかったです。
でも、そのマンガのことをすっかり『茄子』だと思い込んで熱心に説明しちゃいましたが、家に帰って『茄子』を３巻とも見返したところ、茄子のレシピばかり…おや？
だいぶ経ってから、『黒船』だったことを思い出しました。あれ、あのマンガわたしのじゃなかったっけ？手放しちゃった？
つい昨日のことのようなのに。すぐそばに寄り添っているようで、気づいたときには遠くかすんでいる。記憶とは、おぼろなもの。

茄子 (1) (アフタヌーンKC (272))

黒船 (Cue comics)

老辺餃子館
03-3348-5810
〒160-0023東京都新宿区西新宿1-18-1 小川ビル3F