グルメと漫画。

よしながさんには負けそうですが、わたしも食べることが大好きです。1万円のシャツを買うのには悩むのに、1万円の飲食代は惜しみません。なので、食について語った漫画も大好きです。
初めて読んだグルメ漫画といえば、『ミスター味っ子』。茄子のミートソースパスタの回で、茄子巻きパスタを主人公が作るのですが、それがどうしても食べてみたくて小学生の頃に自分で作ってみたのを憶えています。拙い技のせいでしょう、まずかったです。

ミスター味っ子(1) (講談社漫画文庫)

ミスター味っ子(1) (講談社漫画文庫)

そして友達の家で読んだ『孤独のグルメ』。
孤独のグルメ

孤独のグルメ

後々自分で買い直したほど好きです。ダンディズム×食!

グルメ漫画ではないですが、鴨居まさねが描いていたラムおよびお店のメニューの表現はそそられました。

家出のじかん

家出のじかん

鴨居まさね自身がさまざまな場所で出会う場所・人をルポするエッセイ漫画です。
鴨居まさねは他にはない、目から鱗が落ちるような視点から物語を紡ぐ名手だと思いますが、その独自性の要因を垣間見る思いのする作品です。漂着物を集める方を取材する回が、抱腹絶倒。『タモリ倶楽部』的視点とでも言うのでしょうか、とにかく面白いです。