後藤ひろひと演出『シャッフル』を観る。

ストーリーも演技も全体的に軽い、安っぽい。しかしそれはいい意味である。後藤ひろひとの味なのだと思う。
山内圭哉、澤田育子、平田敦子などがしっかりと基盤を固めているので、伊原剛志奥菜恵のカラカラとした演技も楽しく観られる。計算されたバランス、絶妙な配役だ。
伊原は演技はともかくとしてたいへん堂々としていて存在感もあってステキ。あの筋肉質だけど細身で背高というカタチがたまらない。黄色いスーツと黄色いパジャマがあんなに似合うなんて。
奥菜、悪くないけどちょっとうるさい。石野真子、ウケる。