おおきな木。
台風一過、東京農大の収穫祭へ。
あまりに混んでいたので、夕飯はタヴェルナ・アリーチェへ行きました。
お探しの店舗のページはありませんでした
でも世田谷の片隅で、地元の人たちが気軽に美味しいイタリアンを食べられる場を作ってくれたのが、このお店の功績であるとも。
カウンター越しに世間話をしてくれるシェフの方の、気さくな人柄もステキ。
食後にサービスしていただいた自家製のリモンチェッロ。レモンの味が効いていて、う〜ん、これまた稀有な邂逅。
そして、農大で購入した焼酎を堪能。
なんだかキュウリの味がするような。
小さな頃に大好きだった『おおきな木』。
- 作者: シェル・シルヴァスタイン,Shel Silverstein,村上春樹
- 出版社/メーカー: あすなろ書房
- 発売日: 2010/09/02
- メディア: ハードカバー
- 購入: 11人 クリック: 84回
- この商品を含むブログ (54件) を見る
あとがきを読んで、この物語の真髄、そして、物語の持つ力を再認識しました。わたしはハルキストではないけれど、何かしら凄いものを持っている作家ではあると思っている。
友人が『おおきな木』に出てくる木がわたしのようだと言いました。
無償に与え続ける母性。うーん。
でもわたしはやっぱり、与えるばかりではなくて、時に未熟なわたしの道を軌道修正してほしいし、話しているうちに何かしら拓けるものを得たいし、何よりわたしの気持ちを考えてほしい、分かってほしい。
束の間に気持ちよかったり楽しかったりするばかりでは、いたずらに時間が経ってしまうだけだ。それだけでは、もうこの先どこへも行かれない。
わたしは本当に友人に恵まれている。
それはかけがえのない財産で、いつもいつでも、いくら感謝しても足りない。