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僕らの夏の夢。

アメダスが真っ赤な、今年の夏の日本列島。
皮膚が薄いためか、年々夏に弱くなるわたし。
今年は思考停止になるかと思いきや、日頃のワークアウトのおかげか、意外に元気です。運動、大事。

花火を見たり、流しそうめんに参加したり、海に行ったり、なかなかどうして、夏らしく。


まあ、仕事のことなど、いろいろ考えさせられる夏でもあります。
しかし朦朧とするほど暑いなかで、考えがよい按配にまとまるはずもなく。
物思いにふける夏の夜ほど、厄介なものはありません。ループ。デフレスパイラル


夏は、夏こそ、夏だからこそ、
アタマをからっぽにして疾走する方がよいのだよ。


というわけで、映画のパンフレットコレクションを整理しはじめてみました。

高校生のときにはじめてパンフレットを買ったら、なんとなく引っ込みがつかなくなり、この10年余り、映画を観るたびに惰性で買い続けてきました。
ただ箱に入れて積んであるだけの300冊あまりのものを、どうにか整理してみようかと。


掘り返してみると、観たことさえ忘れている映画がたくさん蘇ります。


マイク・リー好きだったなー。
アトム・エゴヤンは、今はもう会ってないあのコに教わった。
風間詩織って最近は映画撮ってないんだろうか。
ああ、『地球で最後のふたり』!大好きだった。
汗をかきかき走り込んだ、Bunkamuraル・シネマのヒンヤリとした空気感まで憶えてる。


あんなに感動した映画だったのに、どうして思い出さなくなってしまうのでしょう。
「好きな映画は?」と聞かれて、どうして「マーズ・アタック」と即答しちゃうんだろう。
(いや、『マーズ・アタック』も大好きなのですが)
わたしには、大好きな物語がこんなにたくさんあったのに。


仲違いしたわけでもないのに、べったり仲の良かった友達といつの間にか疎遠になったり、別れてしばらく経つとどっぷり恋をしていた時の気持ちを思い出せなくなったり。
そんな感じと似ているのかな。


この10年余りに蓄積された300の物語。
でもビデオやDVDもたくさん観てるから、500とか?600とか?もっと?
本もいれたら一体どのくらいになるのだろう。3000とか?4000とか?5000とか?


見当もつかないほどたくさんの数の物語が、わたしの内を満たし、溢れ、零れ落ち、また巡ってきている。
そして、この世界には、まだわたしの知らない物語が、一生をかけても知りえない膨大な数の物語が、たくさんたくさん待ち受けている。


それを想うだけで、わたしはこのうえなく幸せな瞬間を過ごせます。
やっぱり、この物語の中で、わたしはずっとたゆたっていたい。


そして、誰か。


パンフレットの収納方法をおしえてー。
(読み耽った果てに整理に飽き、結局山積みのうえ床に放置)