日常という怪物。

代休をとり出かけようと思っていたのですが、連日フル稼働で出かけていたせいか、身体がぐったりとしてしまい、持病のアレルギーも悪化。本当にひさびさに親以外の誰とも会わず、家にいました。
とは言っても会社員の性、休日を無為なものにはできず、普段は行かれない耳鼻科へは行き、眼科へも行きました。少しスッキリ。


ここしばらくずっと、何かに急かされているような気配はするのに、何にも手につきません。
友達と会って話して食べて飲んで、音楽を聴いて、本を読んで、ドラマや映画を観て、そういう日常は楽しんでいるのですが、何も積み重ねていないというか。


一番の関心事といえば、mixiアプリの牧場における作物や動物の育ち具合。
動物広場のダチョウに追っかけられる夢まで見ました。
という、体たらく。


振り返ればわたしはいつもずっと、何かを追いかけたり乗り越えたり目指したりして生きてきていて、それは仕事であったり勉強であったり、恋愛であったりしたのだけれど。


今ぽっかりと、なんにもないのです。掻き立てられるものが、なんにもない。


手に入れているものなど何もなく、他の人と比べると、むしろ呆れるほど何ひとつ持っていないので、「今こそ頑張っとけよ!」とも思うのですが、転職、新しい資格をとる勉強、新しい恋愛…どれも欲しているものではないような(一部、「欲する」以前に「欲さなくてもやらなきゃいけない」状況な気もしますが)。
満たされるって、こういうこと?あるいはこれは、「無気力」というヤツなのか?


欲望や向上心は、どこへ?


今までとはまったく違う、次のステップを踏み出す時なのかもしれません。
それがどんなものなのかは、よく分からないけど。


とりあえず、最近めっきりしなくなった、料理の勘をとり戻そうかと。
元来煮込んだり蓄えたりする料理が好きなので、保存食づくりに励みたいと思います。

サルビア給食室のストックおかず (e-MOOK)

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