ここではない、どこかへ。
友人が引っ越しを決めました。
その立地も間取りもなんだかとっても羨ましく、触発され、仕事そっちのけで東京R不動産を熟読、まだ見ぬ自分の未来のおうちと生活に妄想を拡げております。
そんな呑気な午前中、就業中。
何年か前に売れた『間取りの手帖』も夢が拡がる本でした。
- 作者: 佐藤和歌子
- 出版社/メーカー: リトルモア
- 発売日: 2003/04
- メディア: 新書
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幼い頃から引っ越しや転校が多かったせいでしょうか、「ここではないどこかへ」という願望が、人よりも強い方だと思います。
しかしそれは決して逃避願望というものではなく、渡り鳥体質、というか。ひとつのところに長くいるとうずうずしてくるのですね。いつも変化の波に呑まれていたい。
実際、転居も転職も多めに経験してきましたし、新しい世界に飛び込むことには、ほとんど抵抗がありません。
とはいっても、バカンスの間の旅行というものには人一倍興味がなく、一般的には旅行好きとされる独身OLにしては、旅に対するフットワークがおそろしく重い方ですらあります。
束の間の「どこか」よりも、自分の日常そのものをリニューアルしてくことが好きなのです。
なんて、結局はただ飽きっぽくて、移り気なだけなのかもしれません。
まあ、「どこか」へ行ったとしても、自分自身の内面をリニューアルしなければ何も変わりやしないのですが。よい契機にはなるものです。
今の家に引っ越してから4年、今の仕事に転職してから2年。
「まだそんなか!」という意見の方が多く聞こえてきそうですが、これまでの自分にしては、比較的長めです(!)。
しかし仕事の方は今回は、自分にその気がなくても不可抗力で変えざるを得ない事態になりそうで…(←会社が潰れそう)
最近は今までになく、気持ちが現状維持モードだったのですが、落ち着こうとすると「まだまだ!」と背中を押されるような、何かカルマみたいなものを感じます。
いつまで経っても、こんななのでしょうか。
家も来年あたりには引っ越そうかな〜(そして東京R不動産に戻る)