京都へ行きました。

ひさしぶりの京都は、はじめての嵯峨野・嵐山を中心に。
山が近くて自然がいっぱい。市街に泊まるのとはまた違った、情趣ある旅となりました。

細見美術館渡月橋トロッコ列車、天竜寺、常寂光寺、鈴虫寺龍安寺龍安寺の湯豆腐、鴨川、四条、先斗町…その間に、逐一山や川や紅葉をのんびりと堪能…2泊3日にしてはたいへん充実していました。一緒にいった友人とはふたりきりの旅ははじめてでしたが、旅の相性がよいのだと思います。


わたしが人生で訪れたお寺の中で最も好きなお寺は、奈良は大和路の浄瑠璃寺なのですが、今回の常寂光寺も、浄瑠璃寺と双璧を成すほど印象深かったです。
"常に寂しく光る寺"、とはなんて寂しい、名前を聞くだけで泣きそうな。けれど、実は"常寂光土"という仏教用語があり、それは法身仏がお住まいのたいへん美しい永遠の浄土を表すそうで、このお寺の風情が常寂光土を彷彿とさせるから、この名前がつけられたそうです。哀しい由来でなくてよかった。

是非また訪れたいお寺です。