西原理恵子『毎日かあさん4 出戻り編』を読みました。

毎日かあさん4 出戻り編

毎日かあさん4 出戻り編

毎日かあさん』シリーズを読むと、単純に自分の子どもが欲しくなります。
子を持たないわたしにとって、子を授かった人がやりがちな“子ども礼賛”物語は鼻につき空々しいことが多いのですが、サイバラは、子どもは汚くてずるい等身大の人間だということをちゃんと冷静に描いてくれたうえで、子どもを持つことがいかに素晴らしいかということを教えてくれます。
今回は、先日遂に亡くなった鴨志田穣氏のエピソードも描かれていて、いつも以上に笑って泣けます。