2005-02-19 阿佐ヶ谷スパイダース『悪魔の唄』観劇。 舞台 つつがない舞台である。裏を返せばパンチが足りないとも言うけれども、わたしはやっぱり長塚圭史が好きだなと思う。 偏狂や屈折の実をたわわにつけながらも、剥いていくと真ん中には健やかでまっすぐな芯がある。それを必死に伝えようとすることに、その姿勢に、いつもじーんとするのだ。育ちがいい人なんだな、と思う。わたしはやっぱりお坊ちゃまが好き。 中山祐一朗に相変わらず注目、どんどん深みが増しますね。小島聖が意外にもテキパキしてていい。