フランソワ・オゾン監督『スイミング・プール』を観る。
- 出版社/メーカー: 東北新社
- 発売日: 2005/01/21
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オゾンはいつもカットがどれもこれも写真みたいに計算されつくしてて見事なのである(今回は鏡をつかった映像が好き)。シャーロット・ランプリングも、なんという妖しさ、恐ろしさ。あの目線も行動も。
しかし作品としてはやっぱり『ホームドラマ』がブラック全開で好きだったなあ、なんて思いつつ観ていたら、ラスト周辺でグッときました。
しかし女というのはああいうイキモノである、男はハッキリと気づいたほうがいい。
妄想に生き、現実との境界線を引かず、そして妄想を現実に引き寄せる力を持っている。
それにしても、フランス映画を観るたびに、フランス人とはあまり仲良くなりたくないなあと思ってしまう。