なんだか体調がすぐれないからか、気持ちもとっても沈みがちである。
楽しかった仕事の諸々も、一気に面倒になる。こういうのを、自暴自棄、というのだろうか。


戻れないことはわかっている、戻りたいのでは決してない、そんなことに意味はない。
ただ、もったいなくて大切にしまってきたはずの宝物をひさしぶりに見たら、少しも魅力的に映らなくなっていた、そんな気持ちになってしまったことが、つらいのだ。


誘われて飲み会へ行く。
一体全体、話題が合う人というのはこの世界のどのあたりに生息しているのか?オレは天然記念物か何かか?
と、これまでの人生の選択肢のすべてを疑いたくなるような会合であった。しかしそれでも、少し元気になる。


人に会って会話をするということは、生きている以上、特にわたしにとっては、必要なことなのである。
それはまるでDJの必死の曲つなぎのようで、ターンテーブルを叩き潰してフロアの音楽をすべて止めてしまいたくなるような、そんな気持ちになるときもあるけれども(DJの皆さんはそんな衝動に駆られるときはないのだろうか?)。
止められないのであれば、回し続けるしかない。


しかしこれは、一体いつまで続くのだ?