カルチャー

その心ごと、生きていく。

ケネス・ロナーガン監督『マンチェスター・バイ・ザ・シー』を観る。と言っても観たのは3週間も前。なかなか言葉に起こせない、けれど残しておきたい、そんな感情をもたらす作品だった。 生きていると、人は大なり小なり、生涯取り返しのつかないことをして…

あいつを愛したら、星になるだけ

先月のはじめにニューヨークに行っていた。 ヨーロッパ圏とアジア圏には縁があるながら、アメリカ大陸は実に33年ぶり。 そして完全プライベートで海外へ行くのは、4年半ぶり。 感想としては、「人種のるつぼ」を実感、決して白人の街ではない。外国人である…

僕が一番欲しかったもの

『TV Bros』のページレイアウトが斬新すぎて度胆抜かれました。 マッキーの歌はずっと好きだ。人の傷みをとても知っている人だと思う。

仙人の欠員

間もなく会社を辞める人を誘って、いっしょにお昼ごはんを食べた。 夜に飲みに行ったことはあったけれど、思えば明るいうちにご飯をいっしょに食べるのは初めてだ。なんだか変な感じでもあったけど、話し出すと、とたんに飲み屋みたい。 人の悪口を言わない…

夏の魔物に会いたかった。

大人の夏休みが終わってしまいました。 ええ、3ヶ月近く無職でした。 職はいくつか変えてきたけれど、 前職の間に職を決めなかったことははじめてで、 1週間を超えて休むことも、社会人になってから初めてでした。 「せっかくなんだから旅に出なよ!」とい…

Innocent When You Dream.

恵比寿ガーデンシネマが今月末に閉館するそうです。 ガーデンプレイスができたばっかりの頃はまだ高校生で、何を観に行ったかは忘れてしまったけど、初めて足を踏み入れたときはなんだかすごくオシャレな大人になった気がして、ドキドキしたのは憶えてる。 …

TOKYO DESIGNERS WEEK 2010。

今年もチラ見してきました、東京デザイナーズウィーク。 様々なモノやコトをデザインするセンスって、訓練でも身につけられるとは思うけれど、割と才能に依るものが大きいんじゃあないかと思っています常日頃。 デザイナーとかそういう職業の方ではなくても…

佐藤雅彦ディレクション“これも自分と認めざるをえない”展に行きました。

わたしは佐藤雅彦氏がとても好きです。 彼のつくったものはいつも、日常で当たり前に通り過ぎていることに気づかせてくれたり、意識して見ていないものを眼の前に並べてくれたり、小難しいものをとても分かりやすいものに変換してくれたりする。希望や勇気を…

わたし、走ることにしました。

世間では、一昨年ほど前からランニングがブームとなっています。 女性誌では特集が相次ぎ、皇居周りや巷の公園はランナーで溢れ返り、ランステなるものも続々と設置され、東京マラソンのエントリーは26万人を超え… わたしの周囲でもランナー人口は非常に高い…

芽吹き。

3月です。 国立博物館でみた土偶展は予想以上によかった。1万年前の技術と創造の豊かさにびっくり。 『LOST』のシーズン5が予想以上に面白い。打ち切りになるドラマが多いなか、ここでこんなに盛り上がってくるなんてー。 友達の新居が予想以上にセレブな…

東京散歩。

六本木ヒルズに『アバター』を観に行ったら、お昼以降の回がすべて満席でした。 きゃー。 リゴレット(アメリカンなハンバーガーが美味)で食べすぎたランチを消化するためにもということで、歩くことに。 有栖川公園で、早咲きの梅を愛でたり。 アートイベ…

カメラの中の3秒間だけ、僕らは突然恋をする。

と、いうのは、懐かしいフリッパーズの歌ですが。カメラ・トークアーティスト: フリッパーズ・ギター出版社/メーカー: ポリスター発売日: 2010/01/27メディア: CD購入: 2人 クリック: 17回この商品を含むブログ (10件) を見る 写真を撮られるのがきらいです…

福をかっこむ。

新宿で所用があったついでに、酉の市@花園神社に立ち寄りました。 縁日やお祭りといえば団扇・浴衣・かき氷っていうのが醍醐味かなとも思いますが、酉の市は晩秋の風物詩、コートを着込み、ピキーンとした冷たい空気のなかで露天商の賑わいを楽しむのもまた…

美しい1日。

きのうの夜は木枯らし1号が吹いて、冷たい雨がパラパラと降り、東京はこの秋1番の寒さでした。 明けて今日、美しい秋晴れ。空気が澄みきっているからか雲ひとつない青空が一層清々しく、夜はまあるい大きな満月がとってもきれいでした。 そんな今日、竹馬…

聖地チベット展@上野の森美術館。

東京の東側づいてる今日この頃。 上野の森美術館でやっている「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」展に行きました。 わたしは世界史にも日本史にもおそろしく疎いですが、仏教美術が好きなので、チベットについても、学生時代にチベット密教の授業を受けて…

冬の海へ行きました。

と言ってもサーフィンとか釣りとかではなく、那珂湊の市場へ新鮮なお魚を食べに。 http://www.hcci.jp/navi/ichiba/ichibainfo.htm インドア派を公言してはばからないわたしは、こんな文化があることを知りませんでした。 いや、知っていたかもしれませんが…

京都へ行きました。

ひさしぶりの京都は、はじめての嵯峨野・嵐山を中心に。 山が近くて自然がいっぱい。市街に泊まるのとはまた違った、情趣ある旅となりました。細見美術館、渡月橋、トロッコ列車、天竜寺、常寂光寺、鈴虫寺、龍安寺、龍安寺の湯豆腐、鴨川、四条、先斗町…そ…

箱根へ行きました。

箱根は富士屋ホテルに泊まりました。由緒正しきホテルだけあってさすが建物は趣深い。 http://www.fujiyahotel.jp/ けれど設備も昔ながらなので、真冬はさぞかし冷えるのではないかと思われました。

深まる秋。

ちょこちょこと小旅行へ行っていました。

夏も終わりです。

山下敦弘監督『天然コケッコー』を観たり「天然コケッコー」オリジナル・サウンドトラック BY REI HARAKAMIアーティスト: レイ・ハラカミ,サントラ出版社/メーカー: ミュージックマイン発売日: 2007/07/18メディア: CD クリック: 8回この商品を含むブログ (6…

草間彌生カフェに行きました。

http://roppongihills.com/jp/feature/vol069/kusama.html 帰り道に立ち寄りました。時間が遅かったため限定メニューは終了していて残念。『「マンハッタン自殺未遂常習犯」の歌』(?)を歌う彌生自身の映像も時間限定の上映だったため、観られませんでした…

ル・コルビュジェ展@森美術館へ行きました。

http://www.mori.art.museum/contents/lc/index.html しょぼそうだなと思ってたんですが、意外に見応えありました。 ロンシャンの礼拝堂やラ・トゥーレットの修道院の解説あたりで流されていたドキュメンタリー映像で、コルビュジェは「仕事には家族はジャマ…

太陽の塔をみにいきました。

お腹もふくれたところで、まだ帰りの新幹線まで時間があります。 行き当たりばったりの旅のため、食以外のことをまったーく考えておらず一瞬途方に暮れましたが、友人がすばらしいプランを思いついてくれました。 本物の太陽の塔をみにいこう! 写真は見たこ…

運動の前には。

健康維持のために、昨年の秋より週に3回、最低でも週に1回はサーキットトレーニングに通っています。 サーキットトレーニングというのは、筋力トレーニングと有酸素運動を交互にくり返すトレーニングです。有酸素運動を繰り返すだけよりも3倍の脂肪燃焼効…

深大寺/鬼太郎茶屋へ行きました。

ジブリ美術館から、そのままバスに揺られて深大寺へ。 とりあえず深大寺といえば蕎麦。玉乃屋で田舎蕎麦を食しました。 http://gourmet.yahoo.co.jp/0001193200/0003255432/ktop/ 雑木林の中、屋外で赤い毛せんを敷いた椅子に座り、天ぷらをつまみつつビール…

三鷹の森ジブリ美術館へ行きました。

http://www.ghibli-museum.jp/ジブリ美術館は、井の頭恩賜公園の裏、都内でもまだまだ自然が溢れる清清しい場所にあります。 新緑美しい木々やつたに囲まれ、まさに「森」。 門を入るとトトロがお出迎え、まっくろくろすけもそこにいて、入口からして細部に…

ルーシーダットンを体験してきました。

ヨガ貧乏になってから地元の駅ビルにできたサーキットトレーニングに転向、しばらくヨガを離れていましたが、ひさしぶりに行ってきました。 今回は今話題のルーシーダットン。友人の行っているコラロというスタジオにおじゃましてきました。 http://www.kora…

下北沢開発について思うこと

フランチャイズの店舗数が割増しになりピンク色のオオゼキができたあたりからげんなりしていましたが、下北沢が遂に明白に変わってきていて、なんだか居場所を失った気分、最近は三茶周辺でうろうろしていることが多いです。 「変わった」というのは、お店が…

溶岩浴へ行きました。

表参道のMAGMA、念願の溶岩浴です。 http://www.magmas.jp/ プライベートルームを予約してもらいました。アメニティが充実していてステキ。溶岩浴ルームの中にはなんとテレビも設置されていて、会社帰りとは思えないほど、のびのびとくつろげました。岩…

興味深い話を聞きました。

サンショウウオは人になつくらしいです。以前餌を与えてもらった人間を認識すると「ゴハンまあだ?」という顔をして見上げるんですって。両生類なのに、なんかヘンです。あれ、かわいいんですかね。 カレル・チャペックの本には『山椒魚戦争』というのがあり…